3日目全体会議:分科会報告(環境対話) 印刷 Eメール


程春明(中日友好環境保護センター副主任、研究員) 


 この分科会では、全体的に親しみやすく、熱い議論ができましたが、とくに気候変動への対応について協力の強化が話し合われました。その内容は、以下のようなものでした。
 ①中国側は温暖化対策について、自らの立場を表明した。
 ②日中の環境協力についてはそれぞれの指導者も注目しており、一段と高いレベルへ進む必要がある。
 ③日中は環境問題について、相互補完関係にある。
 ④持続可能な発展のためには、循環型経済が必要。
 ⑤政府・民間それぞれのレベルでの協力が必要で、情報交換をさらに進める
 ⑥中国には、世界の大国として責任を負ってほしいと




小島明(日本経済研究センター特別顧問) 


 環境問題は生活のセキュリティです。アジアの未来を語る時に、環境問題は欠かせません。これは1国の問題であると同時に、地域、世界の問題です。日中がどう行動するかが問われています。世論調査でも、双方に高い関心と協力の必要性が理解されています。アジアが急成長しているということは、この地域が最大の汚染地域になる可能性もありますから、日中の協力は世界的にも注目されています。アジア発として、重要なメッセージを発信しなくてはなりません。
 昨日ご出席の塩崎さんは、「環境は経済のモデルチェンジを伴う」と仰いました。かつて日本は東京オリンピックの後、公害大国とされ、
1970年代には環境政策に力を注ぎました。いまの中国には、それがもっと速いテンポできており、具体的な成果が求められています。
総論賛成から、具体論が必要になってきた段階だろうということです。